記事　セカンド: 舞鶴の夜

令和3年11月20日（土）晴れ

札幌を出発

関西空港着　バスで第一ターミナルへ。

人が結構いる。

コロナが始まって以来、最高の人出である。

舞鶴への高速道路の地図

　関西空港へは予定通り六時頃到着した。
　そこからレンタカーを借りて出発。六時四十五分ころ。
　いよいよ舞鶴へ、か。

　関西空港から出ると流石にこの地域は車は多いし、分岐はいろいろするしで大変である。
　間一髪で事故になるようなことも経験した。危ない。

　京丹波パーキングエリアで一時休む。
　鯖鮨、穴子寿司、ポテトチップ。冷たい物、日本酒を買った。
　舞鶴とか天橋立とか、丹波とか、あまり行ったこともないのだが（それどころか55年ぶりだ）、あちらの地名がナビや道標に出てくるといささか感動した。

　京丹波のパーキングエリア

　東舞鶴ICで高速道路を下車。７５００円くらい。
　ここから今日の宿泊先　ホテル　ベルマーレに向かう。
　
　海のそばにある割と立派なホテルである。

　舞鶴の海に着いたのか、と思う。
　

　ホテルにチェックインして部屋で休むまもなく、一刻も早く舞鶴の街を見たい、前の家の跡を訪れたい、と思った。
　すぐに舞鶴の街を見に行った。私の覚えているところがあるだろうか。

　ひょっとしたら、異界に紛れ込み、そこに実家があり、祖父と祖母が小生を迎えてくれるかもしれないと想像してみた。そんなことも考えた。

　そこに母もしるかもしれない。若い。何しろ20代である。

舞鶴港

ホテル　ベルマーレ

　とにかく実家の跡地　大門２条北入る　まで行こうと思った。
　なかなかうまくいかない。けっこうグルグルした。
　繁華街もありけっこう飲み屋さんも開いていて賑やかそうである。

　八島通りはけっこう賑やかである。

　アーケードもあり、活気がある。

　車でなかったらふらりと入って一杯飲みたいくらいである。

　よくわからないので、開いていたパチンコ屋で聞いてみた。
　なんとなく当たりがつく。

　ぐるぐるするが一方通行とかありなかなかうまくたどりつかない。
　居酒屋がポツンと開いていたので聞いてみた。
　するといろいろ教えてくれた。
　こちらの身の上もお話しすると一人のおじさんがけっこう話に乗ってきてくれた。
　「村上」という姓で、舞鶴海軍工廠に勤めていた、というと、知っているようなことを仰る。自分のおじいさんもそこに勤めていたと。
　防空壕について聞くと、それはこの辺にあると地図を示してくれた。
　周りの人は防空壕などあったか、という感じであった。

　そこにいた酔客の一人。

　この辺の防空壕は知らないが、警察署はあり、お世話になったことがある。交通関係であるが、と仰る。

　なんとか母の実家の跡地にたどり着いた。
　広い空き地になっていた。実家の向かいに何軒か飲み屋さんがある。

　スナックとか居酒屋など。

　飲み屋さんが多いので親不孝通りと言われていると聞いた。

　しかし、親不孝通り、というほどではないと思った。

　貸本屋のあともみてみたが面影もない。

　海はぼんやりと覚えているような気もするが、どこも同じような物だからなあ。山の感じに何か懐かしさを感じないわけではないが、これも自分の記憶か定かではない。

　１時間くらい探訪した。幸か不幸か異界に紛れ込むこともなかった。

　ローソンでビールtと野菜スティックを買って帰った。
　
　　日本酒を飲んだり、ビールを飲んだりして、先ほど今日丹波で買った寿司を摘んだ。
　　そして寝た。