2021年5月22日土曜日

やはり3割くらいの人が熱発して数日寝込むようだ

 三つの記事をご紹介します。
二回目の摂取では3割以上の熱発があるようです。
それを前提に仕事を組め、とのこと。
少し多すぎだと思うのは私だけでしょうか。
この中から後戻りの効かないミゼラブルな止事無き(やんごとなき)副反応が生じても何も不思議ではないと私は思います。

ワクチン後発熱「副反応前提に計画を」 2回目の翌朝から38時間 坂元・川崎市医務監
2021422 0713
https://www.tokyo-np.co.jp/article/99669
国の審議会の予防接種・ワクチン分科会委員を務める坂元昇・川崎市医務監(68)が、新型コロナウイルスワクチンの二回目接種を受けた翌朝から三十八時間にわたり発熱した。発熱自体は「免疫を得るための反応」と前向きにとらえるが、「二回目接種後の副反応は起こる、という前提で考えた方が良い」と指摘。副反応を起こす人が同時期に集中しないよう、同一施設の職員や入所者は接種日をずらして受ける「計画的な分散接種」を求める。
(安藤恭子)
ブログ主註:結局このように考えて、大事をとって1週間くらい仕事を休まされるケースも多い。私もこのようなケースを経験した。

 坂元さんは山口大助教授、米ファイザー社臨床開発統括部長などを経て一九九五年に川崎市に入庁。現在は市立看護短期大の学長をしている。勤務先の市立病院で三月二十二日と四月十日、接種を受けた。

 接種の一回目は肩への軽い痛みに終わったが、二回目の翌日から最高三八・五度まで熱が上がった。だるさはなく食欲も旺盛なのに解熱剤が全く効かない。発熱二日目の月曜日は医療関係者らとの会合を三つ入れていたが、平謝りしてキャンセルした。
 三日目の朝、平熱に戻った。「副反応を甘く見ていた」と坂元さん。自らのフェイスブックに教訓として経緯を記し「接種後二日間は大事な予定を入れないで」と呼びかけた。

 二回接種した約一万六千人の医療従事者を分析した厚生労働省研究班の健康調査の中間結果によると、一回目より二回目の方が発熱や体のだるさといった副反応は増えた。二回目接種後の発熱は38・1%、頭痛は53・6%。接種部位の痛みは91・1%に上る。ただし六十五歳以上は、副反応が若い世代より少ない傾向があった。

 坂元さんが周囲の病院関係者に聞いたところ、全く副反応がなかった人もいれば、ひどい倦怠(けんたい)感で起き上がれなかった人、発熱が四〇度を超えた人や三日続いた人もいた。

 接種後は「ワクチンに守られている」との安心感を得ていると坂元さん。心配なのは四月から始まった市民への接種だ。高齢者施設などでの接種の場合、職員や入所者が一斉に接種を受けてしまうと、副反応も同時に起こり業務が回らなくなる恐れがあるとみる。

 「こうした恐れは高齢者施設に限らない。社会生活に影響が出ないよう、職場や家族の中でも二回の接種は交代で受けるなど、計画的に予定を組む必要がある」と指摘した。



【感染症ニュース】新型コロナウイルス感染症 2回目のワクチンを接種しました
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000636
2回目の新型コロナワクチンを接種した安井良則医師に感想をうかがいました。
2回目の接種を終えて

 
Q.2回目の接種後、体調に異変は感じましたか
 (安井医師)接種を終えた人は、1回目の接種時に比べ、発熱・頭痛・倦怠感などの副反応がみられた人も多くおり、中には39度近い発熱があった人もいました。
 一方で、国が発表した先行接種の結果通り、重篤な反応があった人は特にみられなかった印象です。発熱は接種の翌日に出るケースが多く、若い人に多い印象でした。
 私自身は、接種部位に軽い痛みは感じたものの、治験データにあるような副反応は特に感じませんでした。
 ワクチン接種による副反応とウイルスに感染した時のリスクを天秤にかけた時に、「接種する」選択をした方が良いと感じます。
ワクチン先行接種後の副反応について
 厚生労働省は、ファイザー製のワクチンを先行接種した医療従事者のうち、2回目を接種した人の副反応についてまとめた結果を公表しています。それによると、1回目に比べ2回目の接種後にみられた症状で特に多かったのが、「発熱」「倦怠感」「頭痛」でした。
 「発熱(37.5以上)」について、1回目接種(19,035例)のうち、発熱の症状があった人は3.3%でしたが、2回目接種(3,933例)後は、35.6%でした。発熱する場合は翌日が多く、接種3日目には解熱したということです。

 全身反応として「倦怠感」を自覚した人は、
1回目接種で23.2%だったのに対し、2回目接種では67.3%でした。また、「頭痛」を訴えた人は、1回目接種で21.2%だったのに対し、2回目接種では49%であったとのことです。いずれの症状も、接種した翌日に現れた人が多いようです。
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引用:厚生労働省「新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)-健康観察日誌集計の中間報告(2)」
取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

ワクチン、若いほど発熱頻度上昇 県が副反応の独自調査結果を公表
https://www.sanyonews.jp/article/1125131
米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの副反応ついて、岡山県は28日、若い世代ほど発熱する頻度が高いとする独自の調査結果を公表した。2回目の接種後の発熱が1回目と比べて顕著に増えていることも分かった。

 調査は、県民への正確な情報発信を狙いに、接種を受けた県内5病院の医療従事者を対象に実施。今月25日までに延べ4149人(1回目2288人、2回目1861人)の回答が得られ、岡山大大学院の頼藤貴志教授(疫学・衛生学)が分析した。

 それによると、2回目接種後の発熱は38・3%で、1回目の2・5%から大幅に増加。発熱者の割合は30歳未満46・7%、30代43・4%、40代36・6%、50代29・3%、60歳以上11・1%となり、若いほど高い傾向が見られた。

 接種部位の痛みは1回目86・1%、2回目86・9%で回数にかかわらず高い頻度で確認された。また、インフルエンザワクチンと比べ、副反応が重いと感じたのは1回目で41・7%、2回目で77・0%だった。

 この日開かれたワクチン接種に関する県と全27市町村の協議会で結果を公表。頼藤教授は「どんな副反応が現れるかを知っておけば、解熱剤を用意するなどの対策を取ることができる。接種の判断や準備の参考にしてほしい」としている。



(2021年04月28日 20時42分 更新)

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