「中国製ワクチンを選手に」バッハ氏発言は“突然”
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd47e9115bea534b610c4a814d0505b54cc2bbb
3/12(金) 12:46配信
IOC(国際オリンピック委員会)の総会が3月9日から3日間の日程で開かれています。2日目の11日、バッハ会長が冒頭で、驚きの発言をしました。
11日、IOC総会でバッハ会長は「中国製のワクチンを東京五輪と北京五輪のすべての選手に提供します。費用はIOCが負担します」と述べました。
バッハ会長は、中国のオリンピック委員会から中国製のワクチンを提供するというオファーがあったと明かしました。
このワクチンの接種は義務化しないとしています。
これまでIOCは医療従事者など、先にワクチンを打つべき人がいるとして、選手への優先接種に否定的な考えを示していました。
この突然の申し出について、11日、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「事前に話があったかどうかという点については、まったく聞いておりません。これはIOCの話なので、私の方から特にコメントをするような立場にはないと考えている」と説明し、ワクチン接種に関しては日本政府がやっていることで、組織委員会は関知しないと述べました。
テレビ朝日
中国側からのワクチン提供「聞いていない」 丸川五輪相
3/12(金) 12:49配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad85b5154fb245cf914142e0fd8b4be865454047
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、中国側から東京五輪の参加者向けに新型コロナワクチン提供の申し出があったと語ったことについて、丸川珠代五輪相は12日の閣議後会見で「事前に聞いていない。調整もなかった」と述べた。そのうえで、「ワクチンの接種は(大会開催の)前提としないという原則は変わらない」と強調した。
バッハ氏は11日にオンライン形式で開かれたIOC総会で、中国オリンピック委員会から提案されたことを明らかにしている。丸川氏は会見で、「私たちが把握している情報は、IOCのホームページ上にある情報と報道ベースのみだ」とした。
バッハ氏の発言は、中国製のワクチンの使用が承認されている国を対象にしたものとの見方を示したうえで、「ワクチンを接種していなくても、安心して大会に参加し、安全に大会に受け入れられる感染症対策を取ることにしている」と強調。改めてワクチン接種は大会開催の前提ではないとの考えを示した。
バッハ氏はまた、東京五輪の観客制限の決定時期についても「5月や6月になるかもしれない」と発言。政府、東京都、大会組織委員会、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)による3日の5者協議で合意した「4月中」よりずれ込む可能性を示唆した。丸川氏は「バッハ会長がどういう趣旨で言ったか、改めてよく聞いてみないとわからない。感染状況は予測ができないことを念頭に置いているのかもしれない」と困惑した表情で話した。必要に応じ、改めて調整する考えを示した。(小野太郎)
朝日新聞社
東京五輪に中国ワクチン「わが国で承認申請しているのか」と丸川五輪相
3/12(金) 11:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6760ac8fe140951cac0021e7f08c555edf551493
丸川珠代五輪相は12日の閣議後の記者会見で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が11日のIOC総会で東京、北京両五輪参加者向けに中国から新型コロナウイルスのワクチン提供の申し出があったと明らかにしたことについて、「中国のワクチンが承認された国でのワクチン供給についてふれておられるという認識。承認された国においてご判断されることだろう」と述べた。
IOCから事前連絡はなかったとし、事実関係の確認に努める考えを示した。丸川氏は「わが国で中国のワクチンを中国の企業が承認申請しているかどうかについて私は把握していない」とも述べ、現時点で日本は対象にならないとの認識を示唆。「いずれにしても、(大会のコロナ対策は)ワクチン接種を前提としないという原則は変わらない」と強調した。
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