2021年8月22日日曜日

今、なぜ若者の感染者が爆発的に増えているのか

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おはようございます。

 現在、コロナ陽性者(マスコミは「感染者」と報道)が爆発的に増えている。
 東京では一日 4000-5000人で推移している。
   報道によると、このうち過半数が20代、30代の若者である。
 なぜ今、若者の陽性者(感染者)が増えているのであろうか。


 現在、高齢者のワクチン接種率は80%に及ぶ。
 したがって、高齢者はワクチンを打ったから感染が抑えられている。
 対照的にワクチンを打っていない若者に感染者が多いのだ。
 若者もはやくワクチンを打つべきだ、との論調がある。

「接種するメリットがリスクを上回る」米国が妊婦へのワクチン推奨 専門家の見解は


 これは正しいのだろうか。
 
 私は思う。これは正しい見方ではない。
 何故か。

 今、濃厚接触者の定義(*)は
 1)マスクなしで
 2)1以内で
 3)15分以上接触した場合
 の全てを満たす場合とされている。

 コロナ患者、あるいは、陽性者が発生した場合、保健所は聞き取りをして、上記に基づいて濃厚接触者を追跡してゆく。

 去年は、例えば高齢者住宅などで、そこに住んでいる高齢者、ないし、職員にコロナ患者、あるいは、陽性者が発生した場合、その施設の高齢者、ないし、職員すべてにPCR検査を行っていた。
 PCR検査は元来、さほど感度、特異度は高くない。それほど優秀な検査ではないのだ感度、特異度に関して拙ブログ参照 東京の1日の感染者184人を受けて・・・PCR検査とは何か https://newsapporoporosis.blogspot.com/2020/04/1184pcr.html

 ざっくりと申し上げると百人の健常者に検査すると20-30人の方に陽性と出る。(コロナにはかかっていないのにだ。これを感度70%の検査 という)
 故に、100人ほどの利用者さんが入居しておりそこに50人ほどのスタッフが関わっていたら、そこにPCR検査をすると30人くらいの陽性者がどうしても出る。
 「クラスター発生」となるわけだ。
 今まではこのようにしてきた。
 故に、去年は高齢者施設でのクラスターが頻発していたのである。

 また、ワクチン接種を巡っては、海外で新たな見解も出ている。今月11日、アメリカのCDC(疾病対策センター)は、臨床試験の結果、安全性が確認されたとして、妊娠期間中においてもワクチン接種を推奨する見解を発表。妊娠中や授乳期の接種も、子どもの感染防止に役立つ可能性があるという。

 逆に今年はどうか。
 (*)の基準で考えると、高齢者住宅では利用者さん同士が直接接するということはほとんどない。また、スタッフも常にマスクをしるので、(*)の基準では、濃厚接触者とならない。
 故に現在、高齢者住宅でコロナ患者(PCR陽性者)が出ても、濃厚接触者としてPCR検査を受けなければならない人は僅か(わずか)である。
 故に高齢者施設でのクラスター発生はあまり最近聞かない。

 逆に上記の基準(*)ではどのような場合が濃厚接触者になるのか。
 やはり飲食を伴った集会である。
 若者はどうしても元気でありますから、友達同士集ってそのようなことをする。
 するとそこで PCR陽性者 が出ると、その人達が「濃厚接触者」となる。
 PCR検査を受けると一定に割合で「陽性」が出る。
 今、保健所はこの様な感じで(*)の基準に基づいて行っているので、若者の感染者がどうしても増えるのである。 

画像はイメージである、とのこと
本筋とは関係がありません


 あと、(*)の基準では、家族がどうしても濃厚接触者になる。
 故に、家族内感染の割合がすごく増えることになるのである。
 ワクチンの効果として長期間、重症化を防げることは間違いないし、ワクチン接種の重要性は変わっていない」(木下喬弘医師・以下同)
 故に、今、特に高齢者のワクチン接種が進んでいるから高齢者の感染者が激減した、というわけではない。
 また、若者はコロナに感染しても重症、死亡することはまずない。
 そのくせに、若者の方が副反応は甚大である。
 20代でコロナで死亡した人は我が国ではいないのに、ワクチンでは先日、中日の27歳の選手が亡くなった。おそらく時系列から考えてワクチンが原因であろう。
 したがって、「若者に感染者が多い」という報道にあまり踊らされない方が良いと思うがね。

ワクチンはデルタ株に効果がないのだろうか。ニュース番組『ABEMAヒルズ』に出演した、新型コロナワクチン公共情報タスクフォース副代表理事でCoV-Navi副代表の木下喬弘医師は「ワクチンにおける重症化防止の効果や重要性は変わっていない」と断言する。

木下医師は「アメリカで行われたモニタリングシステムによって、ワクチンを接種した妊婦と接種していない妊婦を比較した際、妊娠中の合併症が起きる確率に変化が見られなかった」と話す。 

東京都 新型コロナ 4392人感染確認 日曜日として最多

2021年8月22日 22時21分 新型コロナ 国内感染者数

東京都内では22日、日曜日としてはこれまでで最も多い4392人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。


入院患者や宿泊療養者、それに入院するのか自宅や宿泊施設で療養するのかなどを調整中の人の数がいずれも過去最多となりました。


また、1人暮らしで自宅で療養していた60代の男性が亡くなり、今月、自宅療養中に死亡した人はこれで9人だということです。

東京都は、22日都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4392人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。


1週間前の日曜日より97人増えて、日曜日としてはこれまでで最も多くなりました。


22日までの7日間平均は4732.9人となり前の週の111.0%で、感染の急拡大が続いています。


22日の4392人の年代別は、

▼10歳未満が277人

▼10代が484人

▼20代が1341人

▼30代が845人

▼40代が711人

▼50代が444人

▼60代が119人

▼70代が83人

▼80代が63人

▼90代が19人

▼100歳以上が6人です。


感染経路がわかっている1900人の内訳は、

▽「家庭内」が最も多く1233人

▽「職場内」が208人

▽「施設内」が128人

▽「会食」が58人などとなっています。


都の担当者は「災害レベルの感染が猛威を振るう異常事態が続いている。家庭内感染が割合としては高いが、職場や会食、旅行や外出で感染して家庭内に持ち込んでいる。どこで誰が感染してもおかしくない状況なので引き続き外出自粛をお願いしたい」と呼びかけています。


東京パラリンピックの関連では15人の感染が確認されました。


内訳は日本人の業務委託の事業者10人とメディア関係者1人、外国人の競技関係者2人、メディア関係者1人、ボランティア1人です。


これで都内で感染が確認されたのは31万2262人になりました。


一方、22日時点で入院している人は、過去最多だった21日よりさらに4人増えて3968人で最多を更新しました。


「現在確保している病床に占める割合」は66.5%です。


都の基準で集計した22日時点の重症の患者は21日より1人増えて271人で、重症患者用の病床に占める割合は69.1%となっています。


重症患者の年代別は、

▼10代が1人

▼20代が3人

▼30代が21人

▼40代が43人

▼50代が119人

▼60代が55人

▼70代が20人

▼80代が9人です。


東京 8/22の新規感染者数とそのうちの重傷者数 年代別内訳


 小生がこの記事の数字から各年代の重症化率を計算し、まとめてみた。

10代、20代の重症化率は本当に少ない。

このほかホテルなどで宿泊療養している人は22日時点で1975人で、これまでで最も多くなりました。


また、自宅で療養している人は22日時点で2万4704人で、過去最多だった21日より

1705人少なくなりました。


自宅療養者とは別に、都は、入院するのか自宅や宿泊施設で療養するのかなどを調整中の人の数も公表していますが、22日時点で1万4726人となり、これまでで最も多くなりました。


また都は、感染が確認された30代と、60代から80代の男女合わせて8人が死亡したことを明らかにしました。


このうち60代の男性は1人暮らしで、感染が確認されて自宅で療養し、保健所が健康観察をしていましたが、連絡がとれなくなったため自宅を訪問したところ亡くなっていたということです。


第5波に入って今月、自宅療養中に死亡した人は、都によりますとこれで9人だということです。


都の担当者は「1人暮らしで療養している人に対しては、離れて住む家族や職場の同僚などがこまめに連絡をとって状況を確認してもらえるとありがたい」と呼びかけています。


これで都内で感染して死亡した人は2379人になりました。

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